カイロプラクティックのレシピ(その11)
- 久喜市のカイロプラクティック
- 2 分前
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カイロプラクティックのレシピ(その11)
「明」という字の成り立ちをご存じでしょうか。 実は「明」のへんは太陽の「日」ではなく、もともとは「窓」を表していました。そしてつくりは「月」です。 これは単に太陽と月の明るさを示した文字ではありません。古来、人々が洞窟で暮らしていた頃、そこには外の光を取り入れるための天窓がありました。暗闇の中に天窓から一筋の光が差し込む光景――それこそが「明」の語源なのです。
「明るい人」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。ポジティブで前向き、周囲に人が絶えない、キラキラと輝いている……。 しかし、その人がなぜ明るいのかを知っているでしょうか。案外、明るい人ほど、人知れず壮絶な過去を乗り越えていたりするものです。
もし、今あなたの心が暗闇にあるのなら、そこに「窓」を作ればいい。 窓を作るためには、これまでの自分を囲っていた壁や天井を壊さなくてはなりません。壊すことは、環境が変わること。それには勇気がいります。 でも、もし今あなたの心がすでにボロボロに壊れてしまっているのなら、それはラッキーなことかもしれません。目を開いて、そこから差し込む光を見つめてみてください。
最初はビームのように鋭く刺す光が、怖く感じるかもしれません。けれど、じきに目は慣れ、暗闇の中にある大切なものがいろいろと見えてくるはずです。勇気を出して、その光に触れてみてほしい。それは、柔らかく優しい「希望の光」です。
社会を生きる上で、「こうしなければいけない」「ルールだから」と、他人の目ばかりを気にしてはいませんか。 私はある経営者団体に10年間所属していました。役職も務めさせていただき、多くの学びを得ましたが、そこには厳格な「規則」や「秩序」がありました。それに反しないよう自分を律し、変えていくうちに、私は自分自身の周りをガチガチの壁で固めてしまっていたのです。
人間が恣意(しい)的に作ったルールや秩序は、決して完璧ではありません。それは単なる一つの判断基準であり、人を管理するための道具に過ぎないのです。それは、決して自然界のルールや秩序ではありません。
一度、自然を見つめてみてください。空気を深く吸い込み、湧き水を飲んでみてください。そこには人間社会の尺度とは比較にならない、圧倒的な生命の力があります。私たち現代人は、その自然という大きな営みの「上澄み」に寄生して生きているに過ぎないのです。
ちっぽけなことで苦しむ必要はありません。今いる場所からいなくなったとしても、死ぬことはありません。大切な自分の心を殺してしまうくらいなら、一度そこから離れてみればいい。 また反省して戻ることもできるし、別の社会で生きることだってできるのです。
あなたの命よりも大切なものは、この世にありません。 これは自分勝手や利己主義とは違います。ただ、あなたの「命」を、何よりも大切に使ってほしいのです。


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