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AI姿勢分析に関する疑念

様々な仕事がAIに代替される昨今

我々の業界でもAI姿勢分析を導入する店舗が増えている。


私も5つ以上のAI姿勢分析ソフトを体験したが、使いやすく、お客様にも症状を伝えるツールとして優秀だと感じる。

実際に歴の浅い先生は、お客様の状態を知る検査能力は低く、誤診も多く起こる為、一定の検査能力が担保されるAI姿勢分析は重宝する。

しかし、当院での導入は見送った。

検査精度の低さはこれから改善していくだろうが、問題はそこではない。


私は国内外で施術活動をしていく中で、人種、生活環境によって正しい姿勢が違うことに気づきました。

もっと言うと、良い姿勢とされる生理的湾曲に姿勢を調整することで、逆に不調になる人がいる。


AI姿勢分析ソフトがその人の姿勢を正しいか、悪いかを判断する『基準』は『人』が作っている。

正しい姿勢は人によって違うのに、最初に作られた基準に則って姿勢分析が行われ、それを元にセラピストは顧客に解説を行う。


それがある時におかしいと思っても、AIが間違えているとは気付かないだろう。

姿勢分析におけるAIの基準は、柔軟でなくてはいけない。


でなければ、日本の学校のように、意味のない時代錯誤の校則を「そう決まっているから」と

何十年も変えられず、縛られ続けてしまうだろう。

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