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たなごころ整体院の看板

​たなごころ整体院

名称:たなごころ整体院

所在地:埼玉県久喜市久喜中央4-3-12 1階

​駐車場:3台

施術台:2台

※カイロプラクター募集中

谷苑子 ガラスアート

​たなごころ整体院

​久喜駅西口から徒歩7分、茶室がコンセプトのカイロプラクティック整体院

和の内装には「わびさび」を感じられる工夫が隅々まで施されています。

茶の哲学

茶室には娑婆っ気を断つ工夫がされている。

禅寺の茶室への道はうねうね曲がりくねっている。飛び石を渡り、入口から一番遠い場所にある。

入口は小さな躙り口を這いつくばって入る。

くぐるには刀を外さなければならない、刀は権力の象徴であり、身分を表す。

私たちセラピストはお客様を身分によって差別をしてはならない。

娑婆っ気を断ち、今自分の身体に集中して欲しい、そんな思いが詰まっています。

躙り口

たなごころ(掌)

カイロプラクティックの語源はギリシャ語で手(カイロ)で施す(プラクティコス)の造語です。

たなごころは手の平のことで、もともとは「手の心」

私たちは手のひらから沢山の情報を受け取ります。又、お客様も手のひら伝わるものがあります。

手の平で相手の背中をさすったり痛いところを優しく撫でたりすると不思議と痛みが和らいだり怒りが収まったりします。

紀元前5世紀、医療の父ヒポクラテスは人の患部に手をあてることで、人を癒したと言います。

その様子から手当てという言葉が生まれました。

たなごころで包み込み、思いやりの心をもって接する意味を込めました。

間伐材

当院の柱を観てもらうと節だらけ、ひび、虫食いの痕が目立ちます。これら全て間伐材です。

森は植林されたまま放置されると、枯れ山となります。森も光を当てる為、風を通す為に木を伐採するなど人の手によって管理することで、保水力が戻り、水はろ過され綺麗な水が川へ流れます。豊かな生態系が育まれ、森は蘇るのです。

森の管理の為に伐採された木を間伐材といいます。しかし、この間伐材の利用先がなく、間伐が行われなくなりました。住宅などに使われる木材は見た目が綺麗なものばかりです。

新しい施術院を創るのに、なるべく環境に配慮したかったのです。

​個性だらけの柱たち、彼らの醸し出す味は綺麗な木材には出すことはできません。

床柱

床柱

奥の茶室には二本の床柱があります。もちろん間伐材です。

捻じれた木、ここには藤の蔓が絡まっていました。木は一番外の皮との内側で栄養の循環をしています。ここに蔓が絡まるということは、人間では首を絞められた状態です。もしぐるりと一周回っていたならば、この木は死んでしまいます。この木は必死に生きようともがき、捻じれたのです。本来なら虫に強い木ですが、頭の方は虫に喰われて荒々しい姿、藤の蔓の影響で栄養が上手く行き届かなかったのでしょう。それでも真っ直ぐ生き抜いた生き様、その証なのです。

隣の木は真っ直ぐ白く綺麗な木です。

実はこの2本は同じ檜(ひのき)の木です。

どちらが真の檜でしょうか?

​色も形も違う、しかし、どちらも檜なのです。

ひのきの一生​

床柱の檜との出会いから、この木が少しでも長く生きられるように施術院をデザインしました。その中でも5つの窓には檜の一生をテーマに絵作家の谷苑子様に白い線だけで描いて頂きました。

冬から始まる物語で、檜のキャラクターの成長が描かれております。時間や季節、天候によりこの絵の見え方が変わります。皆様はどんな色が見えますか?

檜の一生

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