心の状態を知る
海外で仕事をしていた時は朝必ずをコーヒーをドリップして飲んでいた。
同じ器具、水の温度、水を注ぐスピードを毎回揃えているが、コーヒーの味は毎回変わる。
コーヒーが1番美味しくなるのは三杯〜四杯分を淹れた時だ。
朝の時間にコーヒーを三杯飲むのは難しい、三杯のコーヒーを淹れる時は、私が淹れたコーヒーを飲んでくれる人がいる時だ。
コーヒーを飲んで美味しいと言われると嬉しいものだ。
美味しいと言ってくれる人の顔を想像してコーヒーを淹れる。
その時出来たコーヒーは美味しくなる。
飲んでくれる人に感謝が湧いてくる。
いつもと同じようにコーヒーを淹れても、雑味が混じる時がある。
その時、自分がどんな状況にあって、何を考えていたかを考える。
慌ただしくしてないか?
悩み事はないか?
体調はどうか?
そうやって、朝の時間に自分のコンディションをチェックする事ができる。
今ではコーヒーだけでなく、抹茶、緑茶、ほうじ茶、黒豆茶、紅茶など
様々なレパートリーの中から選んで、飲んでいる。
これが至福の時間になっている。
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