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カイロプラクティックのレシピ(その2)

更新日:4月25日

カイロプラクティックのレシピ(その2)

 カイロプラクティックを学ぶためにまず行ったこと、それは「退路を断つ」ことです。

カイロプラクティックの道に進むことは簡単ではないと直感でわかっていました。それに人間は弱いものです。何かあるとすぐに堕落し、言い訳し、投げ出してしまいます。私のこれまでの生き方を思い返せば、自分がどうなってしまうかは容易に想像できました。


 カイロプラクティックを学ぶために、大好きだった学びと趣味のすべてを捨てました。大学3年から4年に進級する春、単位はほとんど取得し、残すは卒論のみという状態でした。しかし私は「大卒」という経歴を捨て、学費に充てる予定だったお金をカイロプラクティックの学びへと投資したのです。


 最初の団体で学んだことは、カイロプラクティックの起源、解剖学、リスティングなどの基礎知識です。


 特徴的なのは「骨盤土台理論」です。骨盤は全身の中で特に大きな骨であり、背骨はその上に乗っています。つまり「骨盤が土台で、背骨が柱」という考え方です。ゆえに、土台である骨盤が歪むと、柱である背骨も歪んでしまいます。


 この理論は人間の構造的な側面を重視しており、重要な見方ではありますが、全てではありません。後に姿勢というものが、もっと深く、もっと多くの要素が含まれていることも学びます。


 背骨が歪むとその中を通っている神経が圧迫され、自律神経や体性神経に問題を引き起こし、さまざまな病気の根本原因になります。こうした背骨の歪みは生活習慣(食餌、運動、睡眠)の乱れから引き起こされます。そのため、生活習慣の改善をせずに背骨だけを整えることは、病院で薬や手術をするのと同じ「対症療法」に過ぎないという教えでした。

だからこそ、私は今でも患者さんの仕事や生活習慣を詳しくお聞きし、不規則な生活習慣がないかを確認させていただいているのです。


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